石油ストーブ

【ご注意ください】

点検・お手入れを行うときはストーブを消火し、ストーブの温度が充分に下がってから行ってください。

手をけがしないように、手袋をはめて行ってください。

安全装置の取り外しや分解は行わないでください。

※取扱説明書と記述が異なる場合は、取扱説明書の記述を優先してください。

石油ファンヒーターのお手入れについては、こちらをご覧ください。

日常のお手入れ

  • 本体のほこりや汚れをふき取る

    柔らかい布でからぶきするか、水でうすめた中性洗剤をしみ込ませた布でふいてください。

    ベンジン・シンナーなどは使用しないでください。

  • 油漏れ・油のたまり・油のにじみはないかをチェック

    異常があるときは使用を中止し、お買い上げの販売店にご相談ください。

月に1回程度のお手入れ

  • 対震自動消火装置

    燃焼中に本体をゆすり、消火するか確認してください。

    消火しないときは修理が必要ですので、お買い上げの販売店またはメーカーにご相談ください。

  • 油受皿内

    カートリッジタンクに直接水を混入しなくても設置場所の温度変化などで結露によりホームタンクやカートリッジタンク内に水がたまり、油フィルター・油受皿内に流入することがあります。

    水が混入していたときは油フィルターを取り除き、市販の給油ポンプなどで油受皿内の灯油やごみ・水を抜いてください。

    また、ホームタンクを使用しているときは、年に数回水抜きを行なってください。

  • (反射式の場合)反射板

    反射板の汚れは濡らして固く絞ったタオルや雑巾で拭き取りましょう。

    汚れがひどい場合や長年経過しツヤを失ってしまっている場合は、少量の台所用洗剤を使って磨くとよいでしょう。

  • 天板

    天板は焦げ付きが起こりやすい部分です。
    ものを乗せていなくても、髪の毛やホコリなどの焦げ跡が付くことがあります。

    天板はビスで取り付けられてあるものが多いので、外してクリーム状の研磨剤で磨きましょう。(まずは見えづらい部分で少量だけ磨き、傷が付かないかご確認ください)

長期保管する場合のお手入れ

シーズンオフなどで長期期間お使いにならない場合は、取扱説明書をご確認の上で次の手順に従ってストーブを保管してください。

※取扱説明書と記述が異なる場合は、取扱説明書の記述を優先してください。

  1. 1.灯油を抜き取る

    ストーブから油タンクを取り出し、油タンク内の灯油を抜き取ります。

  2. 2.電池ケースから乾電池を取り出す
  3. 3.燃焼筒を取り出す

    緊急消火ボタンを押して耐震自動消火装置を作動させ、しんを下げてからガードを開いて、燃焼筒を取り出します。

  4. 4.操作つまみを引き抜く
  5. 5.本体の止めネジをとりはずす

    本体を前方に傾けながら、ゆっくりと上方に持ち上げてとりはずしてください。

  6. 6.油受け皿内の灯油を抜き取る
  7. 7.内部のゴミやほこりを取る

    感震部や燃焼用空気取入れ部(しん案内筒下部)にゴミやほこりがたまっている場合はやわらかい布できれいにふき取ってください。

    ストーブ内の汚れは、濡れた布でふいて落とし、乾いた布で水気を取り除いてください。

    掃除機で吸い取るのも効果的です。

  8. 8.本体を元通りに組み付ける

    燃焼筒をしん調節器の上に正しくのせてください。灯油を抜いた油タンクを本体にセットし、しんのお手入れをしてください。

  9. 9.保管

    本体から乾電池を抜いてある事を確認の上、湿気の少ない場所に保管してください。

    油タンクは灯油を抜き、本体にセットして保管して下さい。
    (高温多湿・直射日光の当たる場所には保管しないでください。さびが出たり樹脂部品が変形する原因になります。)